生誕130年記念 堂本印象展
木華開耶媛(このはなさくやひめ)がやって来る!
大正から昭和にかけて京都で活躍した日本画家・堂本印象(どうもといんしょう/1891~1975)は、1910(明治43)年京都市立美術工芸学校を卒業後、しばらくは西陣織の図案描きに従事し、1918(大正7)年日本画家を志して京都市立絵画専門学校に入学しました。翌1919(大正8)年、第1回帝展に初出品した「深草」が入選という華々しい画壇デビューを飾り、以降、幅広い画域で話題作を続々と発表し、一躍画壇の花形となりました。
昭和に入ってからは、画壇の中心作家として活躍を続ける一方で、絵画専門学校の教授として、また私塾東丘社の主宰者としても多くの後進育成にあたっています。戦後は一転して、独自の社会風俗画により日本画壇に刺激を与え、1950(昭和25)年には日本芸術院会員となり、さらに1955(昭和30)年以降は、日本画における抽象表現の世界に分け入り、その華麗な変遷は世間を驚かせました。多くの国際展にも招かれ、1961(昭和36)年には文化勲章を受章し、日本画壇に不動の地位を確立しました。
1966(昭和41)年、自作を展示する堂本美術館(現・京都府立堂本印象美術館)を自らのデザインにより設立、外壁を彩るレリーフから館内のインテリアに至るまで、自身の創意による一大モニュメントを手がけました。また、様々な技法を駆使し、あらゆる画題をこなす画才は、各地の寺社仏閣等の障壁画においても発揮され、多くの作品を残しています。
本展では帝展出品作をはじめ、初期から晩年までの代表作約70点を展観し、その画業の変遷を辿ります。この機会に堂本印象が築いた世界をご堪能下さい。
- 開催期間
- 2021年2月5日(金)~2021年3月28日(日)
- 開催時間
- 09:30~17:30
- 会場
- パラミタミュージアム(paramita museum)
- 住所
- 三重郡菰野町大羽根園松ケ枝町21-6
- 電話番号
- 059-391-1088(パラミタミュージアム)
- 公式URL
- https://www.paramitamuseum.com
- 営業時間
- 午前9時30分~午後5時30分(入館は午後5時まで)
- 休業日
- 会期中無休
- 料金
- 入館料 一般1,000円(4枚セット券3,000円)、大学生800円、高校生500円、中学生以下無料
- 公共交通機関でのアクセス
- 近鉄「四日市駅」より、近鉄湯の山線にて約25分「大羽根園駅」下車、湯の山温泉方面へ徒歩300m
- 車でのアクセス
- 東名阪「四日市IC」より湯の山方面へ約6.5km
あるいは、新名神「菰野IC」より約4km - 駐車場
- 無料・普通車100台・大型バス駐車可
- 備考
- ご来館の際は《マスクの着用(必須)》をお願い致します
※ 2021年1月時点の情報です。日程、料金等が変更されている場合がありますので、お出かけの際は問い合わせ先にご確認ください。
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